近代史
今年2020年はドイツの作曲家ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770~1827)の生誕250年。そこでベートーヴェンについて、いろいろと取り上げられています。本記事では、その人物像や音楽そのものよりも、「世界史の大きな流れのなかにベートーヴェンの…
目 次 これからの繁栄の基盤は? ベネチア(ヴェネツィア)の発祥 貿易の発展・最盛期へ 環境の変化 ベネチアと日本の歩みの共通点 変化への対応 1600年代における経済の再編 「文化国家」への変貌 1700年代の「観光立国」化 これからの日本の選択肢「ベネチ…
1800年代のロンドンは、最初の近代的巨大都市である。人口が「数百万人」という規模の都市は、イギリスのロンドンが史上初めてだった。1800年代のロンドンについて、インフラなどの、おもにハード面の整備状況をみてみよう。今の都市生活の基本になるものの…
アメリカ合衆国の基本設計といえる合衆国憲法は、どういうプロセスで生み出されたのか。建国時のアメリカは、辺境の小さな共和国に過ぎなかった。それが200年以上経ち、世界最強の超大国になった今も、政治の基本システムは変わっていない。それは連邦制、三…
鉄道の歴史というと、車両などの技術面にかんする話が多い。しかしそれだけではなく、鉄道がどのような社会のしくみによって生み出されたのか、ということも重要である。つまり、どんな資金や組織によって鉄道は建設されたのか? それを、鉄道発祥の国・イギ…
「三権分立」は、教科書でもおなじみの、政治のしくみに関する基本原理である。しかし、そのほんとうの意味を理解している人は少ない。三権分立は、じつは権力の相互けん制や均衡のしくみなどではない。このことを、本格的な三権分立のしくみを最初に採用し…